HONDA CBR650R ドリブンスプロケットの交換 Vol.2 |
それでは後輪からスプロケットを外すので 5つのナット(19ミリ)を外します。 |
ナットは想像以上に硬いので こんな感じで出来るだけ大きな長い工具を使ったり パイプで工具を延長してから しっかり工具の根元を支えながら足の力で踏んで緩めると簡単です。 硬いのは最初だけなので 一端ナットが回ったら後は普通に外せますよ。 |
ドリブンスプロケットが外れました。 ちなみに真ん中にあるカラーも外れますし スプロケットが取り付けてあった土台(フランジ)も そのまま外れるので 落としてキズを付けないように作業します。 なんなら落ちやすい真ん中のカラーは予め外してから 作業をしても良いですね。 CBR650Rのカラーは比較的落ちにくいのですが 経年劣化でシールが緩んでくると落ちやすくなってきます。 |
新しいスプロケットをフランジにセットします。 スプロケットには向きがあるので 文字が書いてある方を手前に向けます。 ちなみにサンスターのアルミのスプロケットには 穴が沢山空いていますが ボルトがギリギリ通る小さい穴の方を通します。 |
対角線上にナットを締め付けます。 一回で締め付けるのではなく 2~3回周するくらいに少しずつ締め込むのが理想的ですね。 |
後輪を元に戻す前に 適当な工具でブレーキキャリパー内のパッド同士の隙間を開いて 後輪のブレーキローターがスムーズに入るようにしておきます。 パッドを開くとキャリパーのピストンが引っ込むので 後輪を取り付けた後はリアブレーキペダルを数回踏んで ピストンを押し戻しておきます。 |
逆の手順で後輪を転がし元の位置に戻しますが キャリパーを元の位置に戻し 後輪のブレーキローターをパッドの隙間に通します。 |
チェーンをスプロケットに引っ掛けます。 520にコンバートする場合 525のチェーンは520のスプロケットには うまくかみ合わないので適当に引っ掛けておきます。 |
アクスルシャフトを元に戻す前に 適当なグリスを薄~く塗っておくと何だか良い感じになります。 ホイールに取りつけられたベアリングが回るので これで後輪の回転抵抗が減るわけではないのですが 金属同士が接触する事になるので グリスを塗っておいた方が良いのです。 |
アクスルナットにカラーを通してから元に戻し 右側もカラーを通してナットを軽く引っ掛けておきます。 |
後輪を手で回してスプロケット1週分程度チェーン越しに チェーングリスを吹きかけておきます。 |