ULTEGRA6800 7.ブレーキワイヤーの取付 Vol.4

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ワイヤーが張れたのでブレーキのセッティングをします。

まずはフロントのブレーキから作業をします。

黄矢印のクイックレバーを下げてから

ブレーキシューを固定しているネジを緩めて

ホイールの金属の範囲にブレーキシュー全体が

上手く当たるように角度を調整します。

コツとしては、ネジを緩めてシューがグラグラの状態で

ブレーキレバーを握ると、ブレーキシューがホイールに合わせて

柔軟に接地してくれるので、後はブレーキレバーを少し緩めて

シューの高さと角度を修正してから

再びブレーキレバーを握りながら、シューのネジを締め直します。

もちろん反対側のブレーキシューも調整してください。

 

次は、ブレーキワイヤーをブレーキに固定します。

仮止めしたネジを一旦緩めてから

ブレーキシューを指で挟んで、ブレーキが掛かっている状態にして

ネジを締め込んでワイヤーを固定します。

 

仮止め状態だったブレーキを本締めして固定します。

ブレーキを固定する時はブレーキレバーを握りながら

ネジを締める事で、ホイールのセンターで固定する事が出来ます。

 

車体前方から、ホイールとブレーキシューの左右の隙間を見ます。

この状態でブレーキレバーを握ってみて

ホイールが左右にブレない事を確認します。

ホイールが左に動いた場合は、写真右側(車体左側)の

ブレーキシューが大きく押している状態なので

左側(車体右側)のシューをホイールに近づけます。

 

↑ここの六角穴付ボルトを締めたり緩めたりする事で

車体右側のブレーキシューだけを動かせるので

ブレーキを掛けた時にホイールが左右に動かなくなるように調整します。

リアブレーキ側にも全く同じ作業を行います。

 

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