HONDA CB250R マフラーの交換 その2 Vol.1 |
今回はCB250Rのマフラーを交換する第二弾です。 前回のマフラー交換では かなり無理矢理な所がありましたが 今回はかなり普通な感じでマフラーを取り付けたいと思います。 という事で用意したマフラーは MD44型のCRF250(ラリー)用のLCI ショートチタンマフラーです。 CRF250はなんと言ってもCB250Rと同じエンジンなので かなり自然な仕上がりになるというか何とでも出来ます。 LCIのマフラーは高品質なのに 手頃な価格で買えるマフラーですよ。 |
LCIのショートチタンマフラーの重量を調べてみると サイレンサー部分がバッフル付きでわずか772gしかなく 私が知っているサイレンサーの中では最軽量です。 ミドルパイプとステー類を全て合わせても1328gしかありません。 この重量はCRF250に取り付ける為のステー込みの重量なので 今回は付属のステーを使わないのでさらに軽くなります。 車重が軽い事が長所のCB250Rを さらにその長所を大幅に伸ばしてくれるマフラーですね。 |
ちなみにCB250Rの純正マフラーは5622gなので ショートチタンマフラーに変える事で 約4.3Kgの軽量化が出来ます。 だいたい社外品のマフラーに変える事で 50%前後の軽量化が出来ますが その数字を余裕で越えますね。 |
LCIマフラーの仕様を見てみると マフラーエンド部はこのようなバッフルがネジで固定されています。 一昔前のLCIマフラーと違い 最近のはバッフルの口径が小さくなったので そのまま使ったとしても爆音とまではいかなくなりました。 |
ショートマフラーなので消音性能を高めるために サイレンサー部分の口径は43ミリくらいまで絞られていますよ。 |
今回はマフラーレイアウトに合わせてステーを作るので 純正のタンデムステップアームは撤去します。 さらに406g軽くなることになりますが・・ |
マフラーに合わせて作るステーは50g~100gほどの重量があるので 実質300gくらいの軽量化になります。 |
使用するステーの条件は長さが200ミリで その末端に車体に固定する為の M8のボルトが通る穴が空いている必要があり 厚みは2~3ミリ程度の手で曲げられる厚さが好ましいですね。 大概のステーはM6サイズの穴が空いている事が多いので その場合はドリルを使って8ミリまで穴を広げる加工が必要ですが ほんのちょこっとだけ削るだけなのでヤスリでも削れます。 |
それでは作業編ですが とりあえず純正マフラーの取り外し作業をおさらいしておきます。 まずは黄矢印のマフラーバンド(12ミリ)を緩めてから 赤矢印のボルトナットを外します。 |
マフラーを吊してあるボルトナットは12ミリの工具を2本使って ボルトを押さえながら裏のナットを外します。 |
最後にマフラーを小刻みに左右に回しながら抜くと外れます。 マフラーを大きく回しすぎるとスイングアームに 接触する恐れがあるので注意です。 |
純正マフラーが外れるとこんな感じになりますが LCIのミドルパイプはダイレクトに差し込むタイプなので ガスケットがこっちのセンターパイプ側に 付いている場合は外します。 |
六角レンチの8ミリを使って タンデムステップのステーも外しておきます。 これで新しいマフラーを取り付ける準備が整いました。 |