フラットな路面での直線加速においては
600ccのCBR600RRでは2速に入ってからは何も起きないので
電子制御がもっとも影響するのが
1速目の加速だけで完結する0-100Km/h加速なんですが
何十回と0-100Km/h加速を計測した所
もっとも速いタイムだった設定は結果的にP:1 T:2 W:3でした。
Wのウイリーコントロールの数値に関しては
ある程度の体重(75Kg前後)がある方だと
フラットな路面ではW:1~3まであまり変わらない印象でしたが
体重が60Kg前後の軽い方だと
よりフロントが浮きやすくなると思われるので
Wの数値が加速力に強く影響する可能性はありますね。
エンジン出力が変わるP(パワーセレクター)の数値が
もっとも加速に影響すると思いきや
Tのトラクションコントロール(トラコン)の介入度合によって
結果が大きく左右されたので
P値よりもトラコンのT値の方が結果的に
0-100Km/h加速のタイムにもっとも影響を及ぼしました。
トラコンの介入を抑える為には
全体重をフロントタイヤに掛ける姿勢をとり
フロントをいかに浮かさないように加速するかが重要です。
なので総合すると0-100Km/h加速を
もっとも速く走れる電子制御の設定は
P:1 T:1 W:1の可能性が高いのですが
ライダーの体重など
様々な環境の影響によって結果は変わります。 |